りんごとシナモンのスコーン Apfel-Zimt-Scone
スコーン(イギリスのティーブレッドとも呼ばれる)は、イギリス式アフタヌーンティーの定番で、クロテッドクリームやジャムと一緒に出されることが多い焼き菓子です。外側はカリッとほろほろ、内側は驚くほどふんわりとしてバターの香りがたっぷりしみ込んでいて、素朴で家庭的、そして心温まる味わいです。りんごとシナモンのこのスコーンを焼いていると、オーブンから立ちのぼる素晴らしい香りが家じゅうに広がりました。シナモンパウダーを加えることで、生地は淡い黄みがかった色になり、見た目は一瞬、全粒粉のスコーンにも少し似ています。スコーンを食べるときは、横半分に割って、バターとジャムを塗り、カリカリの表面と、やわらかくたっぷりとした中身を同時に楽しむのが好きです。
材料
手順
必要な材料をすべて用意し、オーブンを上下火175 b0Cに予熱しておく。
薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー、シナモンパウダー、塩を均一になるまでよく混ぜる。
角切りにしたバターを乾いた材料に加え、指先でそっとすり合わせるようにして、バターの粒が細かくなるまで数分かけて混ぜる。
バターが完全になじんだら、小麦粉とバターの混ざったものは粗いコーングリッツのような見た目になる。
粉類のボウルに牛乳と溶き卵を加え、全体がかろうじてまとまる程度まで、混ぜすぎないようにさっと混ぜる。
生地をやさしくまとめてひとつにし、こねすぎないよう注意しながらボール状にする。
生地を広げ、その上に薄くりんごの薄切りを並べる。生地を半分に折ってから再び広げ、もう一度薄切りりんごを並べる。りんごの薄切りが生地全体に均一に行き渡るまで、同じ工程を繰り返す。
生地を丸く平らな円形に整え、表面に残りのりんごの薄切りを軽く押しつけてのせる。
円形の生地を4等分に切り分ける。
生地の表面に溶き卵を薄く塗る。
175 b0Cに予熱したオーブンの中央に入れ、まず10分焼く。天板の向きを180度回転させ、さらに8分焼いてから取り出す。